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観光
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 男鹿の「なまはげ」 

泣ぐ子、いねがぁ〜。

なまはげ 夜

◆なまはげ柴灯まつり

今は、毎年2月の第2日曜日を含む金、土、日曜日に行われます0。昭和30年代から行なわれてきたもので、月遅れの小正月行事に合わせて今日まで続けられています。この地方の独特の祓(はら)い神楽からはじまり、番楽をモチーフとした新作のなまはげ踊り、なまはげ太鼓などが行われます。圧巻は、真山お山掛けの古道から松明をかざして下山する十五疋(ひき)のなまはげは、雪の中に幻想的で、勇壮な姿に見えます。

   
なまはげ館

◆おおみそかの行事

12月31日、大晦日の晩になると男鹿各地で、なまはげの奇声が聞こえてきます。この日、邪悪な鬼としてのなまはげではなく、神の使いとしてのなまはげが深く降り積もった雪を踏みしめながら、山からウオー!ウオー!という雄叫びを上げて降りて来るのです。

お面をかぶり、二匹一組となって家々を練り歩くなまはげは、むやみやたらに家々に入るのではありません。なまはげを家に入れる主導権はその家の主人にあります。「先立」という役目をする者が事前に、その家の主人になまはげを入れても良いか、否かを確認するのです。確認がとれたら、まず、その家に上がり、すぐにシコを7回踏みます。そして、「ナマケモノの匂いがする」「ナマケモノはいないか!」などと、荒荒しい奇声を上げ、
畳を強く踏みしめながら歩き回るのです。

   
なまはげ 像

◆なまはげと生きた人々

「はげ」と言っても、髪の悩みとは無縁の、不思議な名前です。その発祥は、『男鹿の寒風』(紀行家の菅江真澄)によると、文化8年(1811)正月15日に、男鹿半島の宮沢において、なまはげの詳細な詞書(ことばがき)と図絵を記していることから、それより以前と思われます。また、それらも含めたさまざまな資料から、いろいろいな学説を説かれています。

 

 なまはげ伝説 

男鹿に伝わるお話しを紹介します。

なまはげ伝説

◆武帝という人物と、鬼ども

男鹿の人々は、なまはげを一種の神様と考えてきたところがあります。それには、それなりの訳を伝えるものがみられるからです。そのひとつは、中国漢の時代に不老不死の薬草を求めて男鹿島にやって来た武帝(ぶてい)の話です。彼は白鹿に乗り、五匹の鬼どもを従えて渡ってきました。武帝は鬼どもを日頃に酷使していたので、一年のうち一日だけ、村里に出て自由な振舞いを許しました。そこで、鬼どもは、悪態のきりを尽くして娘まで攫(さら)ったりしたのです。

困り果てた村人は一計を案じ、鬼どもと賭(か)けを申し入れました。その賭けにおいて、村人たちは、まんまと鬼どもをだまして、勝つことが出来ました。村人たちは、騙した鬼たちの崇りを恐れ、年に一度若者たちが鬼に扮して村を訪れて、その際に、村人が充分にもてなして山に帰ってもらうという祭りを考えたというわけです。

   

◆2番目の伝説

古く余所(よそ)の国の人々を見る機会のほとんどない時代、漂流民のように男鹿島の海岸にたどり着いた異国人を、村人たちが恐れて、なまはげとしたのではないか、という説もあります。自分たちと骨格や体型が違う、その異邦人は、村人にとって、まさに「鬼」のように見えたのでしょう。

また、その漂流民が島に着いた時にあげただろう歓喜の声は、異国語であるゆえに、それが甲高(かんだか)く響く声に聞こえた可能性もあります。さらに、この漂着民たちは、門前の永禅院の寺男として長く仕え、一年に一度村人を訪れて回るようになったという話も、なはまげまつりとの関連が見えてきます。

   

◆3番目の伝説

男鹿の真山本山は、古くからの修験道の霊場として知られていました。そのため、修験者は修業姿のまま里に下り、門付け祈祷をして回ったということです。その修業者の凄(すさま)じい形相や、山中の修業後の姿をなまはげとしてみたのが始まりという説もあるのです。

これら3つが、主な伝説です。

【なまはげの問い合わせ先】
男鹿市役所観光商工課 TEL 0185-23-2111
(社)男鹿市観光協会   TEL 0185-24-4700

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